二本松に会場を移して5回目の復興なみえ町十日市祭が11月14日・15日の2日間で行われました。あいにくの天候でしたが、たくさんの来場者で賑わいました。 |
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![]() 運営委員会長挨拶 |
![]() 町長挨拶 |
![]() 抽選会 |
![]() ミニ新幹線 |
![]() 会場風景 |
![]() 浪江小・津島小・浪江中作品 |
![]() 仮設・借上自治会作品展示 |
![]() 煌心群鵞書展 |
十日市は、明治6(1873)年に出羽権現(でわごんげん)【現在の浪江神社】の祭日として浪江町権現堂地区に市を立てたことに始まります。今日まで受けつがれた、浪江町における最大の伝統行事です。
十日市の名前は、旧暦10月10日を中日として、三日間行われたことに由来するものですが、現在では太陽暦の11月下旬の土曜日・日曜日をふくむ三日間という決まりのもと、毎年運営委員会で定めた日に開かれます。
この祭りは、そもそも収穫を終えた人々が、豊年を祝い、冬に向むけて生活用品を整えるための市として始まったものです。となりの幾世橋地区でも同じような六日市が行われており、元来は、こちらのほうが歴史も長く、よりにぎわっていたと言われています。しかし明治31年に鉄道が開通し、権現堂に浪江駅ができると立場は逆転し、ついに六日市は行われなくなりました。
十日市の三日間は、中心である新町通りは完全な歩行者天国となり、およそ300店ほどの露店が建ちならび、浪江町のみならず周りの市町村からの人出で身動きができないほどのにぎわいを見せます。祭りの期間中、小学生による町内会ごとの樽神輿(たるみこし)、中学生と高校生による吹奏楽の演奏、小・中学生によるマーチングバンドや鼓笛隊のパレード、町内外の団体によるよさこいおどり、小・中学生の作品展、大道芸大会など様々なもよおしが行われ、祭りはさらににぎわいを見せます。
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